エンジニアが開発を進める工程を理解することは、エンジニアの本業はもちろんのこと人生で何かを創造するときにも活用できます。
今回はエンジニア開発工程のステップに位置づけられるデプロイ・公開について紹介します。
デプロイ・公開の段階って何をするの?
前回の記事にて、開発工程のテストを説明しました。
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デプロイ・公開に関しては、前ステップであるテストによって実装確認できたことが前提の上で成り立つものです。
今日紹介するデプロイ・公開は何かというと、実装確認できたシステムのソースを本番環境に移行し、ユーザーがそのシステムや機能を使えるようにするステップになります。
このように、テストによって実装確認ができたサービスやプロダクトをユーザーの元に届けるためには、それらのサービスやプロダクトを本番環境のサーバーに配置しなくてはなりません。
ちなみに、デプロイはユーザーがそのシステムや機能を使えるようにすることを指します。単に公開と呼ばれることもあります。
例として、前回の記事でも利用したある野球チームでグッズのレコメンドをする機能の実装確認後を考えてみると、あとは実際にグッズのレコメンドシステムを本番環境に移行していくという流れになります。
アーティストのライブでデプロイ・公開をイメージする
前回同様、デプロイ・公開も、アーティストのライブ開催でイメージしてみましょう。
デプロイ・公開はアーティストライブ開催でいう、ライブ告知日、チケット申込日、ライブ当日にあたる部分だと考えています。
アーティストのライブ開催の公開というのは、ライブ開催日の告知からはじまりチケット申し込み開始日、ライブ本番当日という流れになっていますよね。
それぞれ公開の日時が違えど、アーティストのライブ開催という一連の流れのなかに組み込まれているものです。
このように、アーティストのライブ開催でいう、ライブ開催日の告知からチケット申し込み開始日、ライブ本番当日にあたる部分は、まさに今回紹介した開発工程であるデプロイ・公開で考えられるのです。
以上、アーティストライブ開催のために必要な一連のプロモーションから本番までで考えてみると、デプロイ・公開の役割をより理解できるのではないでしょうか。
最後に
本日はエンジニア開発工程のステップに位置付けられるデプロイ・公開についてご紹介させていただきました。
次回は、エンジニア開発工程の次のステップに位置付けられる保守・運用について紹介させていただきたいと思います。
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また、今回の内容に関しては以下の本で学ばせてもらったことを参考にアウトプットさせていただいています。
わかりやすくITエンジニアリングの基本がまとめられていて、IT業界に携わる人や興味ある人はもちろん、様々なところで活用できると思うのでぜひご一読をおすすめします。
それでは本日はありがとうございました。
今日も頑張ります。