世界は変わってもまだ自分は変わっていない

コロナによってぼくらの見える生活景色は変わった。

歩く人は皆マスク。
目にする人の数の少なさ。
閑散とした街の雰囲気。

おそらく、今回のコロナだけではなく、これからも別の感染症が流行する可能性もあり、ぼくらが知っていた生活景色は、新たに変わっていくのだろう。

また、これまで、外へ外へと向いていたエネルギーも内に内にと自然に向き自分の頭で考える機会がたくさんあった。

そのことで、ぼくたちも世界が変わったように自分も変化していたと思いこんでいた部分があった。

世界は変わるけどまだ自分は変わってない

このように世界が変わると自分も大きく変わってるような気がしてしまう。

でも、そんなことはない。世界が変わっても自分はまだ何も変わっていないのだ。

そして、その世界の変化に対して、もし最後まで自分が変わらなかった場合どうなるかについては歴史が証明している。

例えば、生物界の恐竜。口にするまでもないとは思いますが、恐竜は絶滅している。

その絶滅に対して仮説が提唱されている中の1つに「地球環境の変化に耐えきれなかった」というのがある。

地球環境の変化によって生き残った動物が恒温動物に対して恐竜は変温動物であり、温度変化に耐えきれなくなったと。

このように環境の変化、つまるところ世界の変化に対して自分を変えることができずに絶滅してしまったのだ。

でも、ぼくら人間は幸いなことに地球の変化によって生きるための環境を整えるなどの頭脳を使って適応することができる動物だ。

しかし、そんな人間でも変化に適応しないとどうなるか。

 

例えば、芸能界のTVタレントはぼくらにまじまじと現実を見せてくれた。

それは、コロナによって外出自粛を余儀なくされた緊急事態宣言によりステイホーム期間が長く続いたときのことだ。

コロナ前からYoutubeやオンラインサロンというプラットフォームの出現でテレビ以外でも活躍できる場所を自ら選び可能性を広げることはできた。

でも、そんなものに手を出さない、否定していた人に限ってどうだったろうか。

コロナの影響でテレビ出演の枠が減少し、仕事を失っているのだ。

このように世界の変化に対して行動をしないと、自分がどんな人生だったら満足するという理想によっても違うが自らの可能性を狭めてしまう。

それで仕事を失う可能性もあるとなれば変化しないということはリスクでしかないのだ。

 

だから、このコロナ渦のなかで、ぼくたちは今試されているのだと思う。

世界の変化についてこれるかを。

 

もう一度、自分にも言い聞かせるようにいうが、世界が変わっても自分は変わっていないのだから、<自分自身で変化させなければならない。

そのために、まずは世界が変わって自分も変わったような勘違いに気づくこと。自分は変化していないことに気づき認めること。

気づくというのが全ての行動の第一段階である。

そして、そこから自分を大きく変えたいのなら小さく変えろ。人間は少しづつの積み重ねでしか成長することができないのに、いきなり大きく変わろうとするからそれが負担となってしまう。

小さく小さく、1つ1つができたことに喜びを感じながら、24時間という時間の使い方を変えていく。

見るものを変えろ
聞くものを変えろ
話すことを変えろ
やることを変えろ

このように言葉にすると、単純なことが自分にはできていなかったことに気づく。

世間の常識に囚われず、自分の理想を描いて、そこから逆算して自分の常識をつくりあげていく。

すぐにできることではないかもしれない。でも、1つ1つ見直していくことで行動を変え、自分の可能性を広げることができる。

結果、その積み重ね積み重ねによっていつしか世界でどんな変化が起きても適応することができ、自分や大切な人を守ることができる。

ここまでできるようになったら、ようやく自分の変化を認めてあげたいなと思います。

 

今日は以上です。世界が変わってもまだ自分は変わっていないというテーマでお話ししました。

 

ぼくも今日もがんばります。

 

お互いがんばりましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

Enockey(えのっきー) 現在は、都内のIT企業でエンジニアを目指して働いています。 趣味はピアノです。 プルデンシャル生命/フリーランスフォトグラファー/関西大学/済美高校野球部
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