n進数から10進数への基数変換

ITの世界では日々新しい技術が開発されるので、常に学び続けなければなりません。それに従い、学んだ技術が使えなくなることもあるのです。

ただし、コンピュータサイエンスの基礎に関しては、コンピュータを利用して技術が開発される限り、廃れるものではないので理解しておくと長期的に活用できるものだと思っています。

今回はn進数から10進数への基数変換というテーマで紹介します。

そして、今回はこちらの本の内容を参考にアウトプットしています。

n進数から10進数への基数変換

 

以前、基数と桁の重みというテーマについて書きました。

[kanren postid=”3937″]

その記事の中で重要になるとお伝えした「各基数の桁の重み」を理解しておくと今回のn進数から10進数への基数変換にも活用できます。

 

IMG 1546

 

それでは早速、n進数を10真数に基数変換する方法をお伝えすると、「n進数の各桁の数字にその桁の重みを掛け算し合計する」と10進数表記における値が求められます。

実際に、2進数、8進数、16進数を10進数に変換した計算を以下記載しました。

2進数から10進数に変換

まずは、2進数の1111.010が10進数だといくつになるか実際に計算してみました。

IMG 1551

2進数各桁の数字に対してそれぞれ2進数の桁の重みをかけて合計した15.25が10進数です。

 

8進数から10進数に変換

次に、8進数の7710.710が10進数だといくつになるか実際に計算してみました。

IMG 1553

8進数各桁の数字に対してそれぞれ8進数の桁の重みをかけて合計した4040.890625が10進数です。

 

16進数から10進数に変換

最後に、16進数のFA90.BF0が10進数だといくつになるか実際に計算してみました。

IMG 1552

16進数各桁の数字に対してそれぞれ16進数の桁の重みをかけて合計した4040.890625が10進数です。

 

n進数から10進数変換は重みをかけて足すでOK

以上3つの例を紹介しましたが、桁の重みを用いると、n進数から10進数への変換は容易になると思えたのではないでしょうか。

まとめると、各基数の桁の重みをかけると10進数になるので、あとはその数を合計すればOKなのです。

 

最後に

本日はn進数から10進数への基数変換というテーマでお送りしました。

また、冒頭にも紹介しましたが、今回の内容に関しては以下の本で学ばせてもらったことを参考にアウトプットさせていただいています。

 

 

こちらは基本情報技術者試験の参考書となっていますが、ITサイエンスの基礎を学んでいく上でおすすめの本です。

Amazon内の評価も高く、他にも参考書はありますが、文章メインではなくイラストが多用されているので、特に初学者の方にはとっつきやすく理解しやすいと思います。

ぼくもこの本にかなりお世話になっていて、おすすめできる書籍となっているので、気になる方はぜひ手にとってみてください。

 

それでは本日もありがとうございました。

 

 

今日も頑張ります。

 

[kanren postid=”3894,3924,3937″]
上部へスクロール