どうも、えのっきーです。
さて、今回は
- 時間に余裕がない毎日が辛い
- 興味はあるけど、習慣化をするための強い動機づけがない
- 習慣化したいけどうまく実行できない
と思う人の問題を解決するヒントになればと思い、効果的だと思う習慣化を体験談からお話しします。
結論から伝えると習慣化を身に着けることができれば人生が楽になります。
ここで、少し自身の話をさせてもらうと習慣化の大切さについては、ほとんど休みなく厳しい練習を2年半つづけた高校時代の済美高校野球部で学ばせてもらいました。
しかし、大学に進学し新卒でフリーランスカメラマンとして活動していた時期までですね。環境の変化をきっかけに高校で得た学びをすっかり忘れてしまっていました。
特に大学の4年間は時間が限りなくあるように思ってしまう。その緩みからダラダラしてしまった人間の弱さを痛感しています。
ただし、2019年に東京に上京。そこで初めて会社で働く経験となった外資の生命保険会社や、現在勤めているIT企業に働くなかで、改めて習慣化することの大切さに気付きます。
この気付きがあったのは、いつまでも時間があると思い過ごした日々と違い、働く時間が決まっていたからです。1日を過ごしていくなかで自分の時間はこんなにも限られているんだと気づきました。
大学時代やフリーランスのカメラマンをしていた際には感じられなかった時間の価値。経験から気づいたその価値のある時間をどうやって捻出できるか考え、少しづつ行動に落とし込むことができるようになってきました。
その結果、今では、決まった日々の限られたなかでもこのようにブログが書ける時間など少しづつ自分の時間を生み出すことができるようになったんです。
そして、そんなぼくを変えてくれたのはまぎれもなく今回紹介する習慣化のおかげ。
どこかで聞いたことはあるかもしれませんが、普遍的なこの習慣化をなぜ行う必要があるか、経験からぼくの熱量をもってお伝えできればと思います。
この記事の目次
習慣化は時間を生み出すのがよい
まず、習慣化の良いところを結論からお伝えすると時間を生み出すことができるということです。
時間はこの世で唯一変えられない資産といわれるものであり、個人的には人生を豊かにするうえで一番大切なものだと思っています。
また、ハーバードビジネスレビュー記事に掲載したハーバート大学のアシュリー・ウィランズ教授の記事でも、
実際のところ諸調査からは、一様に、最も幸せなのは時間をお金で買う人々であると言う結果がでている。 その結果から、実働時間の短縮や嫌いな仕事の外注によって時間をお金で買おうとする石のある人は、そうでない人と比べて充実した人間関係、満足度の高いキャリア、人生の喜びを手に入れ、全体としてより幸せな人生を送るという結果が一貫して得られている。 出典:時間とお金の幸福論(DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文)
と書かれていました。つまり、時間は人生を豊かにするためにかけがえのない資産なのです。
もちろん、時間以上に幸せな人生を贈るうえで大切なものはあるという意見もあるかもしれません。
しかし、時間がなければその幸せな人生を築く土台すら確保できません。したがって、習慣化によって時間を生み出せるということは大きなメリットなのです。
決まった作業で時間を生み出すこと
時間を生み出すことのメリットがわかりました。次に、なぜ習慣化によって時間を生み出すことができるか。
それは、習慣化で作業が決まることによって決めるということに時間を使わなくてよくなるからです。
そもそも、人間には一日で物事を決める際に使う意志力に限りがあります。この意志力はウィルパワーと呼ばれており、人間の前頭葉の体力のようなもの。
「ウィルパワー(意志力)」というのは、最近欧米の心理学で使われるようになってきた心理用語です。 意味は一言で言うと「目標を成し遂げる力」のことです。
出典:ウィルパワー(意志力)意味とは
アメリカでの研究によると、現代人は1日の中で70もの選択と決断を繰り返しており、そのたびにウィルパワーは少しづつ消耗されていくということがわかっています。
したがって、決められることは決めておいたほうがウィルパワーを効果的に活用することができます。DaiGoさんの著書、自分を操る集中力でも重要性が述べられていました。
意志力の消費については、今晩の献立を考えて作ることで例えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、ある人は、今日はステーキ、明日はクリームシチュー、明後日はとんかつのように365日違うメニューを作って食べる毎日です。また、ある人はカレーが毎晩の献立と決まっていてそれを作って食べています。
想像してください。どちらが楽にできると思いますか?
容易に想像できるのではないでしょうか。
間違いなく後者が楽です。
もちろん、食事を毎日同じにすることはできないという意見はもちろんあると思いますし、それが人生でいちばんの楽しみだという考えをもつ人を否定するつもりはありません。
しかし、1日のなかで決められていることが多いほど、選択して決めるという時間に対して脳を使わないという事実があります。
そのことから、ぼくは基本的に作る料理を無水鍋、鳥のさっぱり煮と決めてます。つまり、毎日お米を食べる主食と同じでおかずの主食を決めています。
もちろん、これだけ食べるというわけではありません。その時の気分で食べたいものを追加するときだってあります。ただし、主食と同じようにおかずのベースがあるので食について頭を使う時間を大幅に削減することができるようになりました。
したがって、時間を生み出すためにも、選択して決めておけるものは事前に決めておくことが大事です。
自分のルール(基盤)を決めること
習慣化で時間を生み出せる理由がわかったうえで、その習慣をどう身に着けていくか。
ここで大事になるのは自分のベースを決めることです。
なぜなら、日々の時間の使い方に関して今までの常識や人の意見に振り回される必要がないからです。
例えば、私たちの常識の中では1日3食というルールが無意識化のなかで存在しています。でも、1日3食ってそもそも誰が決めたことなのでしょうか?別に晩御飯を食べなくっていいし、昼ご飯を抜いてもいいですよね。
それでも、ほとんどの人ができないのは、その常識に支配されていたり、周りの視線を気にしているからだと思うわけです。
ぼくは基本昼ご飯を食べないという
自分のベースを決めています。
「昼ごはん食べないとか無理していない?」
と言われることもありますが、昼の眠気による
集中力低下に影響して時間を無駄にしてしまうという理由から自分が納得してこのルールを実行できています。
もちろん、常識や周囲の意見が助けになる場面だってあることでしょう。
しかし、時間を増やすという目的で習慣化を
定着させていくには自分が決めたものでなければ
納得感をもって続けることができません。
したがって、自分のベースを決めることが
習慣化を定着させるために何より大事です。
ぼくらの習慣化は予測不能なこの世界と常に戦っている
習慣化をどう身に着けていくか理解できたところでぼくたちは前提として理解しなければならないことがあります。
それはぼくたちが生きている世界は習慣化のように決めることのできない予測不能な世界であるという原則です。
常日ごろ、生きる世界は変化しています。
その世界が変化しているからこそ、ぼくたちにも変化が求められるのです。
つまり、自分で決めたはずの時間の使い方は本来変化が激しいこの世界ではできないということ。
イメージのつきやすい事柄で言うと、ぼくたちの明日です。
いくら明日について計画したところで、明日地球が滅亡している可能性もゼロとはいえないでしょう。
このように、過去はもちろん、未来のことはコントロールすることができません。
でも、だからと言って何も計画しないのは今も進んでいる限られた時間をただ消費するだけ。
したがって、予測不能な世界であることを認識しながら、今も進む時間のなかで計画を含め決めるという行為がぼくたちには必要不可欠なのです。
そんな矛盾と戦っていることを認識することでより習慣化の必要性を感じられるのではないかと思います。
時間の価値と正しく向き合えた人が自然と習慣化を身に着ける
最後に繰り返しお伝えしますが、習慣化は時間を生み出すためにやるのです。
あくまで、習慣化は自分が生きる時間を生み出すための手段であると認識すること。
自分が生み出したこの時間で好きなことに打ち込む。ぼくがぼくであるために大切なことに打ち込む、時間をわすれてでも、自分の熱量がそそぎこめるものに打ち込む。
だって、その時間の使い方こそが何より一番楽しいじゃないですか。
もちろん、楽しさだけではないかもしれませんが、後で振り返ったときに一番後悔が少なく人生の最後を迎えられる時間の使い方だと思うからです。
この一番楽しいものに向き合うために時間を使うことが本来時間というものが示したい正しい使い方だとぼくは思います。
以上の理由から、お互い、自分の人生を謳歌するためにも習慣化を身につけましょう。
もちろん、習慣化が今すぐには身につけることはできないかもしれません。
でも、真剣に自分の人生に向き合っている人はいつか時間の価値に気付き、自然に習慣化の必要性にかられて身につけるとぼくは信じています。
それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
えのっきー (@enockey0612)でした。