組織で通用しないのが不安

という悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?ぼくも、一度も会社で働いたという経験がないから思うことはあります。

今回はそんな一度も働いたことない経験をもつ、あなたのような人に読んでいただき本がありました。それが、「採用基準」

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この本は、著者の伊賀泰代さんがマッキンゼーという誰もが知る最大規模のコンサル会社で採用マネージャーとして働く中での気づきを余すところなく話しています。

特にこの本の良さは、リーダーシップの大切さを主張し続けているところ。著者も採用したいのは将来のリーダー、リーダーシップを発揮できる人材だとはっきり主張しています。

そんな、ぼくもこの本を読んでから、組織で働いたことがないことに引け目を感じるのはやめようって思うようになりました。

 

なので、もしあなたが組織で通用する人間になれるのかという不安があるのであれば、この記事を読んでみて、「採用基準」に書かれているようなリーダーシップの必要性について理解していただきたいです。それができれば、リーダーシップを持って生きることこそが、どれだけ大切で自分の不安をなくすためにどれだけ必要なのかを落とし込めるでしょう。

そして、リーダシップの意識を常にもつことで、あなたが現在目指している夢や目標に関しても大きな力になるはずです。

今回は本書の中でも重要だと感じた部分をぼくの視点で引用して紹介します。

 

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜採用したいのは将来のリーダー

「マッキンゼーが求めている人材をひとことで表現すれば、それは「将来、グローバルリーダーとして活躍できる人」と言うべきでしょう。現在はファームのウェブサイトにある採用セクションでもGloballeaderという言葉がキーワードとして使われています(http:// w w w . m c k i n s e y . c o m / c a r e e r s .a s p x二〇一二年一〇月現在 )。「コンサルタントと言えば問題解決スキル 」と思われている方には意外かもしれませんが、リーダーシップこそコンサルタントにとって最も重要なスキルです。今の時代、「これが正しい答えです」と書かれた紙(提案書)に多額のフィーを払う企業は存在しません。顧客の企業価値向上を実現するには、解決策を検討する段階から組織の中に入り込んで現場スタッフの信頼を獲得し、最終的な提案内容についても、さまざまな部署と調整しながら、組織のルーチンに落とし込んでいく必要があります。そしてどんな分野にせよ、既存のやり方を変えるには、強力なリーダーシップが必要とされます。現実に問題を解決するのは、問題解決スキルではなくリーダーシップなのです。家の外にまで溢れる大量のゴミを溜め込む迷惑な隣人が現れた時、その問題を解決するのに何が必要か、想像してみてください。紙と鉛筆を用意して、解決方法を考えることは可能でしょう。しかし、たとえ完璧な解決策を紙の上に書き出すことができても、問題は何ひとつ進展しません。問題を解決するには、それらの言語化された解決策のステップを、ひとつずつ行動に移していく必要があります。その時に必要になるのがリーダーシップなのです。

いくら解決策を考えても、行動に移せないのは何もやっていないと同じこと。

その解決策のステップをひとつずつ行動に移す際に必要なのがリーダーシップで、採用する人材にも求めていると著者の伊賀さんは主張しています。

実際、世界を代表するマッキンゼーという組織の採用マネージャーが求めている人材ということで、説得力がありますし、大切な資質であるということが理解できますね。

また、ぼくも含めてですが行動に落とし込めているかというのは常に人間が抱えている課題のひとつだと思います。

したがって、リーダーシップの必要性をいまいちイメージできない人はそれが行動するための原動力になると捉える考え方がおすすめですね。

そして、リーダーシップが身につけば、どんな環境に身をおいてもやっていける自信につながるのです。

 

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜リーダーとは成果を達成する人。

リーダーシップという概念ほど、欧米と日本での理解のされ方が異なる概念も珍しいでしょう。欧米の企業や大学の大半は、リーダーシップを社員や学生がもつべきもっとも重要な資質のひとつとして考えています。それに対して日本では、リーダーシップをネガティブなイメージでとらえ、「自分の意見ばかり主張する強引な人」、「他人に指示ばかりして、自分は手を動かさない人」などと、解釈されることさえあります
そのあまりの違いから、日本には文化的にリーダーシップという概念がそぐわないのではないかと思わされるほどです。

リーダーシップという概念がここまで理解されていない背景には、日本では社会において、更に言えばビジネスの現場においてさえ「成果が最優先されない場合が多いこと」が挙げられます。実はリーダーシップを考えるとき、常にセットで考える必要があるのが「成果主義」なのです、成果主義とは、「努力でもプロセスでもなく、結果を問う」という考えであり、成果主義を原則とする環境でなければリーダーシップは必要とされません。

実行しても成果が出なくては意味がない。これができて初めてリーダーと呼ばれる権利をもつということ。

「楽しければよい」状況で求められるのが、せいぜいまとめ役や調整役にすぎないのに対し、成果を達成するためには必ずリーダーシップが必要となる。

リーダーシップ=成果を達成する人。

 

成果を出したい人ってたくさんいるはずだけど、そのためにリーダーシップが必要というのは新たな視点でした。

ゲームで例えるなら行動→成果を達成するための行動という感じで、レベルが一つ上がるようなイメージかな。

 

当たり前かもしれないですが、行動するだけなくリーダーシップにもつながる成果を達成するための行動をとれてこそ認められる存在になることを再認識です。

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜リーダーに求められる具体的な4つのタスク。先頭を走る人になろう。

  1. 目標を決める
  2. 先頭を走る
  3. 決める
  4. 伝える

こちら4つの行為がリーダーのなすべきこととして突き詰めた先にあるものだと本書には述べられていました。

特に、2つめの先頭を走るという言葉が印象的だったので紹介。

 

リーダーとして先頭を走ることは決して楽ではない。

マラソンには「先頭グループ」という概念があります。レース終盤には先頭グループから抜け出した数名がデッドヒートを繰り広げますが、中盤までは、優勝を狙う選手も先頭グループの中にとどまります。体力を温存しながらペーズ配分をし、ライバルを警戒させないなど戦術的な意味があるのでしょう。先頭グループはさらに、そのグループの中で先頭を走るランナーと、その後ろを走る人に分かれます。この「先頭グループを率いる、先頭ランナー」は時に、ペースメーカーとして雇われている場合があります。ペースメーカーの使命は自らの優勝や感想ではなく、ある程度の地点まで速いペースの地点を維持して走ることにより、先頭グループの全体の記録を伸ばすことです。
この話からは「先頭を走ることの負担の大きさ」が理解できます。先頭を走るということは、自らの最終的な勝利を犠牲にせざるを得ないほど大変なことなのです。反対に言えば、人の後をついていく、誰かの背中を見ながら走ることは、相対的に非常に楽なことなのです。

マラソンの例はわかりやすかった。先頭を走ることは決して楽ではない。

これはマラソンだけの話ではありません。なんにせよ、最初の一人となるのは普段が大きくその立場に自らを置くと決めることは勇気のいることです、二人目なら一人目の結果を見て、「あそこに気をつければいいんだな」とか、「ここが」肝心のプロセスだ」と理解することができます。様々なトラブルに巻き込まれるのも最初の人です、クライミングにおいて予定したルートの岩場がもろくて崩れてしまうとか、プレゼンテーションにおいて機器の設定が間違っていて動かなかったなどの失敗は、常に最初に起こり、その後はすぐさま改善されます。一人目になることは必ずしも特な選択ではないのです。それでも「最初の一人になる」、「先頭に立つ」ことを厭わないのがリーダーです。集団の前で何か新しいアイデアが披露され、「誰かこれにトライしてみたい人はいますか?」と問われた時に、周りの要素をうかがうのではなく、すっと自分の手を上げて、「私がやりましょう」と声をあげるのがリーダーです。

必ずしも特な選択ではない。それでも最初の一人になる、先頭に立つのがリーダーである事を理解することができました。

 

リーダーだからこそ先頭を走る意識を持つこと。

部下を前に立たせ、後ろでその仕事ぶりを見守っている責任者を「部下を信頼して仕事を任せ、自律的に育てている」と評価する人がいますが、「何かのときには後ろから神の声が聞こえてきて判断が下される」などという経験を何度かすれば、前にいる部下は常に、後ろにいる責任者の顔色を伺って仕事をするようになります。
前に出て交渉をしているのは自分なのに、何かを決める際にはいつも「社に持ち帰って・・・」、責任者の意向を確かめなくてはなりません。リーダーというのは先頭を走る人であって、後ろに控えている人ではないのです。
先頭を走る人が、一番前で最初に方向性を決めてこそ、メンバーは安心して走ることができるのです。

ここでは、リーダーが先頭を走るべき理由を上げています。
先頭を走る人がいるからこそ、メンバーも安心して走ることができると。

今のぼくみたいにフリーランスとして一匹狼でやっていくというのも一つの手。

ただ、多くの人は年齢的にも体力的にもどこかで自分のポジションを受け渡し、リーダーとして引っ張っていく存在になるための必要があると思うので、この感覚は大事にしたいですね。

 

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜リーダーシップを身につけるために必要な考え。バリューとポジション。

  1. バリューを出す。
  2. ポジションをとる
  3. 自分の仕事のリーダーは自分
  4. ホワイトボードの前に立つ。

この4つがマッキンゼー流リーダーシップの学び方とのこと。

特にバリューとポジションが響いたので紹介します。

 

バリューを出す

マッキンゼーに入社して最初に驚くのは、みんなが呪文のように唱える「バリューを出す」という言葉です。こんな特殊表現を1日に何度も聞くことに驚きますが、その使われ方もまた独特です。「バリューが出る」(もしくは出す)とは「何らかの成果(付加価値)を生む」と言うことで、会議で有益な発言をすればバリューを出したことになるし、ユニークな情報が入手でき、それを分析した結果、画期的な洞察が得られれば、バリューのある分析、バリューのあるメッセージ、と呼ばれます。

一つ一つの行動から何を生み出せているか意識しろということですね。

よく言われる「会議で発言ゼロの人はバリューゼロ」というのも同じです、どんな会議であれ、話を聞くだけでひとことも話さなければ、その人がその会議にいてもいなくても、会議の結論、すなわち成果物は一切変わりません。つまり、その人の出した付加価値はゼロということになります。たとえ稚拙であっても何か発言をすれば、会議の成果物が変わるかもしれませんが、発言ゼロでは価値が出る可能性は完全にゼロです。

これはちきりんさんの本にも書いているんですが、アウトプットできない=考えていないという考えと同じ。

参照記事:お悩みカウンセリング。悩みを解決するにはアウトプットが結論である理由

どんな場面でも今バリューを生み出せるかと考えて生きましょう。

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ポジションを決める

もうひとつよく言われるのが、「ポジションをとれ」という言葉です。これは、「あなたの意見は何か」、「あなたが意思決定者だとしたら、どう決断するのか」という意味です。マッキンゼーでは若手コンサルタントも常に、自分の立ち位置をはっきりさせ、自分の意見を明確に述べるよう求められます。一般的な企業では、新入社員であれば資料を集めて分析し、企画案をいくつかまとめて会議用の資料を仕上げれば、あとの判断は上司や”上の人たち”が会議で決めるといった役割分担があります。しかしマッキンゼーでは新人であっても結論は何か、顧客企業はどのような判断をすべきかと問われます。
会議で、これまでにやってきた分析の結果を順序立てて説明しようとすると、すぐに言葉を遮られ、「で?」とか「so what?」と短く(冷たく)問いただされます。「まずは自分の意見を言え、分析の結果や理由はそのあとに述べよということです。」そしてこの質問に答えられないとどんなに膨大な分析資料を用意していても、「バリューはゼロ」と認定されてしまいます。問われるのはプロセスではなく成果であり、成果につながる可能性のある結論(メッセージ)が明確でなければ「いったいなんのために作業したの?
」というわけです。

結論をさきにだす、決めることがポジションをとるということですね。

そして、こうして日々「ポジションをとれ」と言われ続けると、何に関しても常に「自分の意見は何か?」と意識するようになります。たとえ自分に直接関係のない事柄であっても、「もし自分だったらどうするだろう?」と当事者意識を持って考えるようになります。このように、自分自身の結論を持つ癖をつけることが、リーダーの仕事である「決断する」ことの、実地訓練となるのです。

リーダーにとって重要なタスクになる決断すること、そのための訓練になるからポジションを取ることを意識する。

自分を発信する上でもすごく大事になる考え方。

 

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜フォトグラファーとして考える

これもめちゃくちゃ参考になりました。
フォトグラファーにとってのリーダーシップはいい写真を撮って喜んでもらうという成果を達成するために必要なもの。

 

フォトグラファーの成果を達成する
  1. まずはそのいい写真を撮って喜んでもらうという成果を達成するという目的を明確にする。
  2. いい写真とは〜構図、ストーリー、色、質感、表情などの目標達成のために必要な要素(解決策)を洗い出し、極める。
  3. 喜んでもらえるとは~ゲストさんの望み&期待を超える、人が喜ぶ要素の目標達成のために必要な要素(解決策)を洗い出し、極める。
  4. 実際の撮影前準備〜撮影〜編集〜納品という行動に落とし込む。

そのためにも例えば通勤通学でも

えのっきー
この場所でこういう構図で撮ったら面白いんじゃないか
写真集、ウェブサイト、SNSをみて
えのっきー
この表情を出したい、この色、質感は人に喜んでもらえるんじゃないか
見た映画の
えのっきー
こういうストーリー構成面白いよな

という日頃からバリューを生み出す行動の意識。

そして、自分は結婚式カメラマンor料理写真をとるカメラマンなのor人物を出張撮影するカメラマンなのかというのを明確にすることはもちろん、自分だったらどうするかというそのポジションを意識した発言、行動をとるべきだと感じましたね。

 

マッキンゼーの採用マネジャー伊賀泰代が語る「採用基準」〜最後に

  • 自分の行動を成果の達成に結びつける人こそがリーダーにふさわしい
  • 目標を決め、先頭を走り、決めて、伝えることがリーダーのやるべきこと。
  • 日頃からバリューとポジジョンを意識して行動することがリーダーの考え方。
  • いい写真を撮って喜んでもらうという成果を達成するためにフォトグラファーもリーダーシップは必要。(自分の仕事にも置き換えられる)

リーダーこそが全てというぐらいにリーダシップの必要性が伝わったのではないでしょうか?

おそらく、自分がどの立場にいたとしても役に立つことですし、自分という人生の主導権を握るためにも必ず身につけるべきもの。

  • リーダーにはなれっこないやと思っているような人
  • ぼくのように組織にいないということに引け目を感じながら生きている人
  • 就職できなかった自分にもやもやしながら進んでいる人

 

そんな人にこそリーダーシップの必要性を理解してもらうためにもおすすめする1冊でした。

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榎大輔(えのっきー) Photographer/メンタルトレーナー/甲子園優勝経験のある済美野球部出身/ フリーランスフォトグラファーとして活動する傍ら、自身の経験から”ひとりぼっちの味方で居続ける”をモットーに"個人がいい顔して楽しく生きる"をサポートできる人になるため奮闘中。 現在は、写真の仕事が軸。今後は映像、言葉なども通して手段を問わず、1人の心に届く表現をしていきます。
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