雨も面白いね

#aittext#

雨が昨日から降り続いている。
梅雨に戻ったような感覚だ。

秋の雨が気になったので調べてみると、
日本上空で繰り広げられる空気の入れ替えが
活発になっているからだという。

夏の終わり頃から日本上空の太平洋高気圧の勢力が弱まり、
大陸からシベリア高気圧が南下してくる。

この2つの高気圧が日本上空で
ぶつかりせめぎあったものが秋雨前線発生の正体。

上空でエネルギーのぶつかりあいによって雨が溢れてしまうのだろう。
まるで、人々が衝突しそのお互いの強い想いに気づき、溢れてしまう涙のようだ。

そう思ったりすると、もう止んでくれないかと
少しイライラした気持ちもおさまってしまうから
なんとも不思議だ。

小さな頃は雨が降るたびに悲しい気持ちになった。
気圧の影響もあるだろうし、体に触れると
物理的に冷たいのがとても苦手だった。

そんな、雨も大人になった今なら
このように違った捉え方ができちゃうんだから面白いものだ。

そして、この雨の音に耳が慣れてくると
心地が良いものになる。

それがなんでなのかなと考えると
リズムが一定だからだろうなと思う。

ぼくたちは生きている中でも
このリズムが一定であることによって
心と体のバランスを保てていると気づくことが常々ある。

呼吸が乱れている時はやっぱり落ち着かないし
不規則な生活は健康バランスを崩してしまう。

雨のリズムの心地よさから、毎日の習慣であったり
自分でコントロールできるものを一定にすることを
意識しようと思わせてくれる。

とはいっても、やっぱりこんな雨の日々ばかりはごめんだ。

雨が上がったあとに見える晴れ渡る青空という
ご褒美の景色が待っているからこの雨という
天気を愛することができるのだろう。

逆に晴れ渡る青空ばかりが続く日々は眩しすぎて
どこかで、雨の一定のリズムの落ち着きが恋しくなることも
あるだろうな。

だから、雨の日も晴れの日もどちらも包み込むように愛してあげたい。
そんな自分になりたいなと思う今日のお話でした。

そんなこんなで雨の今日も頑張ります!

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