信頼の芽を摘まないように相手の視点を常に意識して行動すること

先日、メンタルトレーナーとして活動する古山有則さんとお会いした時に一番印象に残った学びである。

メンタルトレーナーを志し、調べた上で「この人だ!」と思い、すぐにお会いすることは可能かどうかと連絡をさせていただいた。

すると、すぐに返信が返ってきてOKの連絡をもらえたのである。

ぼくはとても運がよかった。

ただ、お話しをお願いする立場として信頼を失う部分もあった。

  • 連絡の中で、承知しましたではなく了解しましたという受けごたえ。
  • メモはノートではなく携帯。(お話する前に一言お伝えすればよかった)
  • 録音させてくださいの一言もなしで録音。(あとで聞き返したいのでという一言があればよかった)
などなど。

お話しをお願いする立場として、会いたい人に会いにいく姿勢ではなかった。

ただ、これも大きな学びとして、活かすべく、こうして今信頼について考えているという経緯になる。

信頼の芽を摘まない為に大事だと思うこと

この本がすごく参考になった。その中でも特に参考になる項目を引用して自分の経験と照らし合わせて紹介する。

 

人として有能か

この人ならきっとやってくれる。

これまでの行動力からの実績もふくめ、成果を出すことが最優先の立場にある人間に対しては特に大事になる部分。

今回の自分に実績は皆無。それでもメッセージ後の翌日に会うという行動力については評価していただいた。

実績がまだなくても、人としての姿勢でアピールする部分があることで信頼を得られると学んだ。

ここに実績、スキルがあればさらに良い。

 

人として頼り甲斐があるか

頼りがいがあるというのもこの人に任せていいという信頼である。

自分が知らない分野について網羅している人ともいえるかもしれない。

今回の自分でいうと行動力はあった。しかし、言葉遣い、聞く姿勢により信頼の芽を積んでしまったのである。

その点も冷静に指摘していただき、頼り甲斐のある人とはを考える機会となった。

 

人として正直であるか

いくら仕事や世の中から評価があったとしても、自分に嘘を付いている人は必ずボロが出る。

その人の本性がみれたとき、人は心から信頼することはできないだろう。

だからこそ、常に正直である自分を心がける必要があるのだなと実感した。

今までは空気を読むことが評価されたかもしれないが、リアルとネットがつながり情報の出入りがしっかりしているご時世には嘘をつくことは通用しない。
時代を先走る西野さんの本でも書いてあることだ。

そのため、自分に正直であること、嘘をつかないことを大事にしたい。

 

自分にも利益がある存在であるか

人は、何かしら自分にメリットがあると感じなければ心が動くことはない。

それはその人自身がどう思うかということにもなるが、相手にお願いする立場の人はそこを意識して行動したほうがいい。

自分は何を提供できるだろうか。相手のお話がどうすればスムーズになるだろうか。

逆に相手の方が話せてよかったと感謝していただけるぐらい喜んでもらえたら最高だ。

 

最後に

人間として生きる上で、人の協力が必要である。

その協力の裏に、信頼があることを決して忘れてはいけないと実感する経験となった。

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ABOUTこの記事をかいた人

Enockey(えのっきー) 現在は、都内のIT企業でエンジニアを目指して働いています。 趣味はピアノです。 プルデンシャル生命/フリーランスフォトグラファー/関西大学/済美高校野球部
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